令和4年度COC+R全国シンポジウムが、信州大学松本キャンパスで開催されました。
2023.02.10
文部科学省「大学による地方創生人材教育プログラム構築事業(COC+R)」、令和4年度の全国シンポジウムが、2023年2月4日(土)に信州大学松本キャンパスで開催されました。
テーマは『「個の学び」から「共創の学びへ」』。サブテーマに「持続可能な地域社会の実現に向け、学び続ける「場」として地方大学が挑戦すべきもの」を掲げ、今年度は現地会場での対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
大学教職員、企業関係者、一般参加者、事業関係者を含め約600名以上の事前申込をいただき、多くの方々にご参加いただきました。
今年度は企業関係者の申込が増え、大学との「共創の学び」への関心の高さが覗えました。
シンポジウムでは信州大学中村学長の開会挨拶、長野県経営者協会会長・セイコーエプソン 代表取締役会長 碓井様から来賓挨拶、文部科学省総合政策局生涯学習推進課長 神山様から挨拶をいただき、プログラムがスタートしました。
講演では3つのテーマを置き、これからの地域に必要な「企業の学び」を株式会社ブレインパッド 代表取締役 高橋様、「人材の学び」を株式会社Asian Bridge 取締役 松田様、「大学の学び」をリクルート カレッジマネジメント編集長 小林様の3名にご登壇いただき、様々な観点で持続可能な地域社会の実現に向けた「これから必要な学び」についてお話をいただきました。
パネルディスカッションでは2つのテーマを置き、会場を分け同時開催をしました。
『テーマ①:企業と学生の「共創の学び」のポイント』 では、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局 企画官 笹尾様、株式会社NDK(徳島県)代表取締役社長 久米様にゲスト登壇いただき、COC+R事業選定大学である岡山県立大学と徳島大学から「共創の学び」の具体的な実践事例をご紹介いただきながら、そのポイントについて議論が展開されました。『テーマ②:学生と企業の「共創の学び」を自走化させる組織の在り方』では、文部科学省の神山課長にも登壇いただき、COC+R事業選定大学である山梨県立大学、信州大学(ENGINEプログラム)から、この先の自走化の構想、方向性について共有があり、自走化に関する様々な観点を抽出しながら議論が展開されました。
R4年度COC+R全国シンポジウムの動画、プレゼン資料はこちらよりご参照ください。
R4年度COC+R全国シンポジウム動画一覧
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